喜波貞子

蝶は還らず―プリマ・ドンナ喜波貞子を追って

長崎グラバー園で、喜波貞子という、戦前からヨーロッパで人気を博した声楽歌手の
特別展示をやっていた。三浦環という歌手が比較的有名で、グラバー園には銅像も
飾られているのだが、当時のヨーロッパでは三浦環よりも歌唱力で評価は高く、
日本の文化を伝えるのにも熱心だったが、とうとう日本に再び帰ることなく
戦後、80歳で生涯を終えたという。
会場に流れていた歌声に惹かれて「わすれないで、私を」というＣＤを求めて帰った。
ビクターから90年に出ているのだけどアマゾンでは出てこないな・・。
彼女を発掘？した伝記を購入する。到着が楽しみだ。

ちゃんぽん、皿うどんを
発祥の地、「四海楼」で

http://www.deuxplus.com/

値段が高いけど、おいしかった。
皿うどんは特に濃厚で、他ではあまり出会わなかった味だ。
繁盛して、巨大なビルが建ったのもよくわかる。
けど、大浦天主堂をかこむ醜悪な土産物屋や四海楼の建物は
残念でならなかった。
30年前に来たときは、こんな建物全然無く、天主堂まで静かな空気が流れていた気が
するのだけど、さすがに昔すぎるか・・・